県立金沢文庫

　朝のニュースで立冬と聞いた日、穏やかないい天気に金沢文庫の「聖徳太子信仰」企画展を見た。わからないのになぜか国宝、重文に惹かれる。古文書や仏像、絵巻物、掛け軸、経文等々きょろきょろと見た。一番の印象に残ったのは左の仏像で手のひらに乗る大きさのもの。説明文には「白檀とみられる香木の四角い板に蓮台に座る六臂の如意輪観音坐像」とあった。もちろん他にもたくさんあって、紺色の紙に金字の経文の仕様、「重文・紺紙金銀泥法華経巻第七　天暦三年（九四九年）」で（写真がなくて残念）裏地の表装も素晴らしくうっとり、目を耕してきた。

ミニチュアその2

　友人の「鉄道模型運転会」を見学、自分と同年輩の方々の熱心な動きと眼差しに圧倒され、周回を繰り返す縮尺1/80 ～87・線路幅16.5 ミリの規格で作られたHO（16 番）ゲージ（会場で聞いた数値だが合ってるかな？）の機関車や貨車、往年の東海道特急や現在の新幹線等々に只々見とれ、レールの上を列車が滑っていくその独特の音に少年の日が蘇った気分、、。写真奥には一回り小さい縮尺1/150 ～160・線路幅9 ミリの「N ゲージ」を扱う若い年代の人の顔もあった。広い部屋にところ狭しと置いてある（出番を待っている？）車両の数々が同好会の皆さんには何物にも代えがたいお宝なんだろうな、と拝見した。

ミニチュア１「1/25の世界」

　栃木県日光市にある「東武ワールドスクエア」で見た世界の名所旧跡の数々、３時間まわっても見切れずたのしい世界旅行が出来た気分？になった。
スフインクスやピラミット、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂、スペインのサグラダファミリア等々背景の山が写らなければ「エジプトにも行ってきました」と言っても「そりゃよかったですね」と言ってもらえる？ような精巧に出来た1/25縮尺のミニチュアの建物や車、人々の作り。高めの入場料の価値おおいにありでした。