一葉落知天下秋

hiroma.gifojiku.gifmizuya.gif 晩秋の一日、鎌倉八幡宮内にある茶室のひとつで立礼式の茶席に参加して来た。席主(主催者)側の手伝いなので前日に道具運び、茶室や水屋の準備に10名前後でまる一日かかる。私の先生は84歳女性、30年近く友と二人で稽古に通い、茶会で点前をさせてもらい いい経験を多数した。その一つに周りは殆ど全て女性で我ら男(男3人在籍)は他の席に、いても1、2名。
各流派宗匠はいずれも男性。習い初めはお茶は男のたしなみとイキガッタころもあった、。









掛け軸は「一葉落知天下秋」
【読み】 いちようおちててんかのあきをしる
【意味】 一葉落ちて天下の秋を知るとは、わずかな前兆を見て、後に起きることを予知することのたとえ。
(読み、意味はネットより)













茶席とふすま一枚隔てたこの水屋は正に舞台裏、お客の二番目(正客、次客)までお点前をする者が客の前で茶を立てるが三(人)客目からは水屋立てと言い、この水屋で立て弟子達が茶席に運ぶ。この席は一回に42名で満席、それを10回程繰り返すのだから水屋の忙しさはすさまじい。点前をする人も合わせ20人以上で対応。
小道具として使う扇子によく書かれていている千利休の茶の教えに、利休七則 利休四規 利休百首等々があり
僭越ながら、茶道が四百年以上脈々と続いている理由をそこにかいま見るおもいがする。
(写真はみな準備中の前日のもの)

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